死ぬほど痛い!ヘルニア闘病記【1】

私の生活を劇的に変えてしまった腰椎ヘルニアの話をします。

47歳で腰椎ヘルニア発症。
ほぼ寝たきりで約二カ月休職。

寝返りができない。立っていられない。椅子に座れない。

注射を打ち、薬を飲み続け、日を追うごとに椅子に座れる時間を5分、30分、1時間とじわじわと延ばしながら、元の生活に戻るまで約二年。

それでも元通りではありません。長時間椅子に座ると再び痛みが出ます。

今後は再発しないよう気をつけて生きるしかありません。

腰はからだの要。ここやられると生活がままなりません!

みなさま、どうか腰には気をつけて!

発症:ん?腰に違和感が

それは、月曜日。
週明けの仕事中のことでした。

腰?足?尻?痛い…

朝からお尻と足に違和感はありました。

どう座っても腰から太ももにかけてしびれるような痛み。

我慢して仕事をしていると、どんどん痺れが強くなり腰から左足の指先まで痛い。

脳みその中身が『痛い痛い痛い』で支配されて、書類の文字を目で追っても頭に入らない。痛い。

早退して、その足で近所の整形外科を受診しました。

朝から仕事もしていましたし、痛いながらもこの時はそこそこ動けていました。

だからお医者さんも軽い対応でした。

「一週間くらいゆっくり休んでください」的なね。

痛み止めのロキソプロフェンと湿布もらって帰りました。

この時は、この腰痛がわたしの人生を一変し、二年も私を苦しめるとは思ってもいませんでした。

最初はうつ伏せになれたので…

早退して整形外科を受診して、必死の思いで痛みをこらえて歩いて帰宅。

発症一日目。

座っていると非常につらい。立っていてもつらい。横になっていればマシ。

…という状態だったので

帰宅してから、うつ伏せでノートパソコン開いて仕事しました。

だんだん腰を反らせているのが辛くなり…

今度は、こたつテーブルの上にうつ伏せになり、床にノートパソコンを置いて腰をそらないように仕事しました。

これが悪かったのか、単なる時間の経過でどんどん悪化したのか…

この後、1年ぐらいはうつ伏せには、なれなくなりました。

激痛!寝返りもできない!!

二日目
目が覚めたら、動けませんでした。
寝返りできない。起き上がれない。

横になっていても痛い!

仰向けに寝ている状態から、どうやって体を起こせばいいのか、全くわからない!

え、右から? 左から?

いや、もう首しか動かせないから!

どう動いても激痛。

正直、痛くて何もできないのです。

最初の一週間は痛すぎて記憶にありません。

なにしろ、痛くてテレビも携帯も見れない。何も頭にはいってこない。文字を追いかけたりできない。音声もうるくて無理。

この期間は日記も残っていなくて本当に記憶がおぼろげです。

そして大事なことを思い知りました・・・

ヘルニアの痛みが酷いときは
痛すぎて病院に行けません

起き上がることすら、腕の置き場、足の角度などひとつひとつの手順を必死に考えてやっとのことで達成しているのです。

登攀ルートがわからない

仰向けから横向きになるだけで5分。そこから上体を起こすのに5分。立ち上がるのにまた5分という状態です。

病院に行くまでどれだけの手順が必要なのか!!!

1週間、わたしは屍のように横たわって過ごしました。

当然、会社は休んでおりますよ。

痛いだけなら、会社どうしようかなとか考えたと思いますが、検討の余地なしです。

動けないんだから。無理だから。

 

【2】へ続く

死ぬほど痛い!ヘルニア闘病記【2】急性期

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