死ぬほど痛い!ヘルニア闘病記【3】ペインクリニックもっと早く行くべきだった

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死ぬほど痛い!ヘルニア闘病記【1】

椎間板ヘルニアで突然の休職

こんにちは
ある日突然『腰が痛い!早退します』と言って帰宅したまま、休職期間へ入った平社員カンナです。

仕事の引継ぎなんてゼロですよ。ゼロ。

発症してから会社への連絡

午後から早退
「す、すみません。こ、腰が異常に痛いのです。足先まで痺れが・・・早退させてください」

早退した翌日
「寝たきり状態になりました。今週いっぱい休ませてください」

一週間後
「全然、身動きできません。今週も出社できません。MRI撮りに行くので結果がでたら報告します」

約十日後
椎間板ヘルニアでした。一カ月半~二カ月ほど休職させてください

発症したのが閑散期というのは不幸中の幸いでした。

それと、私は子供の病気などで突然休むことがあるため、「突然、交通事故にあって入院しても困らない仕事スタイル」を心がけておりましたので、仕事は前倒し前倒しでやってありましたし、大きな混乱もなく現場はまわっているようでした。

 

一か月後:復帰の目途といわれても

 

「一カ月半~二カ月ほど休職させてください」と伝えたのでそろそろ復帰の目途といいますか、何かしらの報告は必要です。

上司に「長引きそうなら早めに教えてください。代替要員を確保します」

とか言われてましたし・・・・・・

 

だがしかし

だがしかし

報告できることなど何もない

 

寝てるだけ

 

1か月目の現状?

30分くらいなら座れます(薬の効き具合によっては5分も無理なときがある)

活動可能な時間は約二時間になりました(おそらく出社準備と通勤でおわる)

ってくらいしか言えません。

 

いつ頃、治りそう? 

それは私が知りたい!

 

もっといい病院あるんじゃない?

それも私が知りたい。そして、紹介されても行けない!

色んな人に病院や整体などを紹介されますが、痛くて出かけることができないのです。

活動可能な時間が短くて。座れないし。長時間歩けないし。痛すぎて。

セカンドオピニオンって元気じゃなきゃ病院までいけないからね。

近所の整形外科に、週一回通って薬もらって寝ていただけですとは言いづらい・・・

一カ月での復帰は無理でしたが、在宅でできる仕事に少しずつ手を出し始めました。

しかし、座れないからツライ。立ちながらパソコン。

50日後:ペインクリニックへ

 

椎間板ヘルニアになって約50日。
いまだ会社へは復帰できておりません。

 

50日の間、ずっと近所の整形外科に通っていましたが、ほとんど治療に進展はない。

診察を受けても、では薬出しますね。で終わり。

薬の量は増えるもののも内容は変わらず。ロキソプロフェンとリリカ。

50日の間に、ブロック注射を2回受けましたが、たいして効いた気がしない。

しかも、小さな整形外科だったので、ブロック注射でも外部の先生が来た日に予約して打つしかなかったのです。

専門の病院へ行きたい。さっさと治したい。痛みをとりたい。

ペインクリニックを受診することにしました。

夫のオトさんに仕事を休んでもらって、送迎を頼みました。

ペインクリニックへ行くにあたって、現状のメモが残っていました。

椎間板ヘルニア 50日目

一時間くらいしか座れない(薬の効き加減によっては5分も座れない)

 

痛くて運転がつらい(子供の送迎をしたい)

 

外を歩くのは15分くらいが限界

 

希望:会社に行けなくても、せめて買い物や送迎くらいはしたい

いま、手術室空いてるから・・・

 

近所の整形外科に提出するために、外部のセンターでMRIを撮っていたので手元に画像のCDがありました。

そこで、初診でMRI画像を診てもらったところ・・・

 

あー、L5と仙骨の間だね。見た感じだとそんなに酷くない気がするけど、症状は辛そうだから・・・神経根ブロック注射やる?」

つって、その場で、この後、手術室空いてるからできるよ。どうする?って。

先生が言うには、ふつうは何度か診察受けた後にやるらしいんですけど、MRIの画像もあるし、いままで50日治療しているわけだし、希望するなら今日できるよ。と・・・

「やります!お願いします!」

つって、駐車場の車で待機している主人に「ちょっと手術室いってっくるから、注射うったあと、様子見る時間もあるから後1時間くらいかかりそう」って電話して、あれよあれよという間に手術室へ。

『神経根ブロック注射』体験

 

手術室???となりましたが、先生の説明によると

神経根ブロック注射は

レントゲンを見ながら、腰骨の穴から針さしてカテーテルいれて、

背骨のそばの患部付近に直接薬剤を届ける

らしいです。

こわっ!腰骨の穴って!
急に手術室とか言われて、恐怖でしたが、あっという間に終わりました。

 

ちなみに、こんな感じの機械の下で

(画像:船橋ペインクリニック様のHPより)

 

あれよあれよと、この画像みたいな台に乗りまして

看護師さんに消毒してもらい

レントゲン技師みたいなエプロンつけた先生が「針刺しますね」と。

針を刺すときはまあまあ痛かったです。

「ズーンとしますよー。薬いれるから冷たいような感じがあるかも」

「はい」

薬を入れるときにズズーンと重い鈍い痛みがありました。

「あー、いい感じに薬入ったよー」とさくっと終わり。

 

ストレッチャーに移されて、ベッドに運ばれ、30分待機。

 

30分後、立とうとして足を動かすとイターイ!

筋肉痛のような痛みがありました。

この痛みは足踏みして動かすと少しずつ良くなりました。

 

その時のレントゲン画像、先生に許可をとって写真撮らせてもらいました。

腰骨の穴に刺さってますね。

 

そして、飲み薬に寝る前の薬が追加されました。

超回復!!!動ける!

 

神経根ブロック注射の効果はてきめんでした!

翌朝、

あれ? 動ける!?

ものすごくスムーズに寝ている体勢から起き上がることができました。

素晴らしい回復ぶり。

これには家族もびっくり。

「なんか、階段をとんとんとんと降りてきたよね!」

「そう!そうなの!かなり動ける!」

次の日の日記には、4時間横にならずにすんだ!と書いてありました。

 そして、在宅で少しずつ仕事をしています。一日で3時間くらいしか仕事できていませんが。

 

続く

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