「好き」を言語化する技術。感じたことを自分のことばで表現する!

話題になっていたので読みました。

内容を忘れない為にメモっておきます。

「好き」を言語化する技術 / 三宅 香帆

わたし、もともと調べ魔で。

何かを買うときにものすごく時間をかけて調べて比較して検討することが多いんです。

 

旅行に行く前には、相当な時間をかけて泊まる場所や立ち寄り場所についてリサーチするし、家を建てる時は毎日8時間くらいネットサーフィンしてました。

電化製品を買うときにも徹底的に比較する。

 

ものすごい労力と時間をかけて、これは良かった!と思えるものをみつけたら、どうせなら誰かに紹介したいって気持ちになる。

 

自分が訪れて感動した場所

近くにいくならぜひ立ち寄って欲しい場所

美味しいモノ

感動した本

素敵なものを

興奮しているうちに誰かに熱く語りたい

もともとそういう欲求があって

ブログを書く理由のひとつがそれだったりします。

 

ブログを書くうえでも参考になりそうなので、読んでみました。

買ったその日に、さくっと一周読んだのですが、2周目を読み終えましたので、自分用の備忘録をかねてメモっておきます。

(本を見ずにうろ覚えでブログ記事を書いているので、下記のメモは本のまんまじゃありません。本のままの部分もあるけれど、わたしの言葉で補完している部分もあると思います。気になる人は書籍をよんでみてください)

推しを語るときに一番大事なこと

 

感想は

「自分だけの感情が一番大事!」

 

先に誰かの意見を見てしまうと、否が応でも他人の意見に影響されてしまう。

何よりも先に自分の感動を言語化して(メモに書き留めて)から、誰かの意見をみることが大事。

 

ありきたりな表現を使おうとしては駄目。

泣ける。

やばい。

考えされられた。

なんて、ふわっとした言葉で全体を表現したら思考停止になってしまう。

ありきたりなそれっぽい表現を使わずに、自分の自分が感じた印象を言葉にすること。

そのためにも

自分の感想を言語化する前に、絶対に誰かの意見を見てはだめ。

 

妄想をひろげて感想をうみだす

例えば本を読んで「すごく、良かった!」となったとき。

——この「よかった」の地点から、頭の中でいろいろと妄想を転していく

 

何がそんなに良かったんだろう? 

あのシーンよかったな。

彼女を邪険にしていた男が、別れた後に彼女の素晴らしさを思い知って後悔するところ。

さんざん酷いことをした相手をきっぱり振るところがすっきりしたのかな。

それとも主人公が彼にはっきりと意見を言えるほど強く成長したところが良かったのかな。

あのセリフも良かったよね。振るにしても品格があって、毅然としてて……

 

と、頭の中で想像を転がす。

自分は

具体的に

どの部分が

なぜ好きだと感じたのか。

細部を掘っていく。

 

「好き」は揺らぐものだから、自分のためにも興奮した熱中した好きという気持ちを言葉で保存しておく。

そのためには、細かい部分に注目したほうがいい。

全体よりも細部。

好きという感情の輪郭を自分でなぞって確認しておく。

いつか好きじゃなくなっても「ああ、たしかにこの時期わたしはこれが大好きだった」と思い出せるように。

小説、まんが、映画、舞台の感想を語る

細かい点に注目して考えていくといい。

細かい点に意識を向ける

● 好きな/好きじゃない キャラクター
● 印象に残ったセリフ
● なんだか心に残っている場面
● びっくりした展開
● 結局 最後までよくわからなかった感情

そして

良かった箇所の具体例をあげる。細分化していく。

どういう感情を抱いたのか、どうしてそんな気持ちになったのか。

自分の体験との共通点を探す

好きなものとの共通点を探す

どこが新しかったのかを考える

さいごに

私はブログを書く参考にするために読んだので触れていませんが、推しを誰かに語る(しゃべる)場合やユーチューブなどで配信する場合などについても本には書かれていました。

最近はAIが簡単に文章を書いてくれるようになったので、人間しか書けない、細部の手触りを感じるような感想が大事だなと思いました。

 

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