バラを育て始めてもう10年以上たちますが、今まで冬にバラの葉っぱをぜんぶとったことがありませんでした。
葉っぱって冬に取るんですよね?
剪定も思いついた時にやったりして……すごくテキトーに育てていたんです。
ガーデンは好きだけどガーデニングは嫌い
昔からイングリッシュガーデンに憧れているのですが、植物のお世話をするのは苦手。
苦手というより面倒で、子育てと仕事で忙しく(言い訳です)植えても放置。
放置して育つ強い植物だけが生き残ってきました。
家を建てたばかりの頃は、ウッドデッキがあってモッコウバラを誘引していたのですが、ウッドデッキが腐食して解体する時にモッコウバラは撤去しました。
その後、忙しさにかまけて庭仕事を放棄していた期間がありまして……数年間、こちらの庭は雑草に飲み込まれていました。
画面奥の壁側にうっすらピンクに見えるのが「バレリーナ」
画像右奥のオベリスクに絡んでいるのが「アブラハムダービー」
現在、我が家にあるバラはというと……
テッポウムシに入られて枯れてしまったバレリーナ
庭しごと放置期間……消毒しない、水やらない、肥料もめったにやらないの、ないないづくしでも、綺麗に咲いてくれていたバレリーナですが……
カミキリムシに何度も、何度も入られて、いまや小指の先ほどの細さの枝が一本だけになってしまいました。
もう部屋の中から眺めることはできません……
あまりに酷い状態で写真もないです。
地植えのアブラハム・ダービーは瀕死の状態から復活
草ぼうぼうの中で放置されて瀕死の状態になっていたアブラハムダービー。
お隣さんが「誰も見ないところで咲いていて可哀想」というぐらい、草ぼうぼうの中にありました。
かなり弱っていたので、2年前に鉢に移して2024年はなんとか復活。去年の春は綺麗なお花を見せてくれました。
左側クレマチスの奥のほうで咲いています。
そして3年ほど前に購入した、エマ・ハミルトンとマザーズデイ。
右側の花壇の中に植わっています。
中が受験と高校受験が終わって
子育てもひと段落。
一度は休職するほど酷かった腰も治ってきたので
そろそろ本格的に庭づくりがしたい!
そして、ちゃんとバラを育ててみたい!と思うようになりました。
そこで……バラ仕事の教科書を買ってみました。
「温暖化に負けない!バラ栽培のすべて」
図書館で借りて読んでみたら、すごく詳しく写真つきで解説されていて初心者にもわかりやすい。(10年以上、バラを育てているのに初心者とは……)
とにかく、詳しくてわかりやすい!
これだ!と思って図書館に返却する前に同じ書籍をアマゾンで注文しました。
部屋でなんども読み込んで
バラの冬剪定のページを何度も
何度も読み込んで
いざ出陣。
実物だと、どこ切るかわからない問題
教科書と実践は違いますね。
全然、わかりませんでした!
そもそも、こんなに緑で茂っている葉をむしっていいの?
芽が動く前にって書いてあるけれど、芽が動いている状態って?
赤くてぷっくりしているけれど、これ、芽が動いてる?
心配になって、ネットで調べて……
あ、動いてないのね。この状態で葉っぱ取っていいのですね。
って、ちっとも剪定が進みません。
アブラハムダービー。なんだか適当に切ってみました。
そして
うちのバラ、小さすぎて剪定する箇所が見つからない……
下の写真にがっつり写っているのはミニバラのマザーズデイ。
ミニバラは刈込ばさみで大雑把に切っても大丈夫と書いてあったので、マザーズデイは適当にちょきちょきしました。
問題は右端に小さく映っているエマ・ハミルトン。
3年くらい育てているはずだけれど……小さいの。
なんなら、買った時より小さくなっています。
なぜ……
バラの下にモグラのトンネルがあるらしく、真夏の猛暑に水切れを起こして全然大きくなりませんでした。
切るところが見つからないんですけど。
とりあえず葉っぱをむしってみましたが…
やっぱりどこを切ればいいのかわかりません……ので、切ってません!
枯れていた枝だけ切り落として終わりにしました。
でも、今年、バラを育て始めて
初めて冬に葉っぱを全部とりました。
お勉強して
少しづつ、覚えて行こうと思います。
2025年は綺麗に咲くといいな~